[耐震と制振]制振ダンパーevoltzを採用した理由[費用も公開]

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こんにちは、Meguです。

お家を建ててから早いもので3年近く経ちました。

お家を建てる際には耐震性能をどのくらいにしよう?と、地震への対策方法に悩みました。

我が家は、制振等級2制振ダンパーを組み合わせた地震対策を取りました。

制振等級2と制振ダンパーの組み合わせにした理由などの含めて、我が家が行った地震対策についてご紹介します。

一例として、参考にしていただけるとうれしいです。

こんな方に読んで欲しい
  • 耐震等級で悩まれている方
  • 制振ダンパーについて知りたい方

それでは、はじめていきます。

CONTENTS

耐震と制振とは?

耐震とは?

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出典:evoltz 公式HP

耐震とは、地震に耐えることをいいます。

つまり地震の揺れに対して建物が耐えれることができるか?ということです。

建物側の強度ともいえます。

制振とは?

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出典:evoltz 公式HP

制振とは地震で起きた建物の揺れをエネルギーに変換する構造です。

建物は揺れるとダメージを受けてしまいますが、揺れを少なくすることで建物への影響を軽減する地震対策です。

耐震は地震の揺れに「耐える」こと、
制震は地震の揺れを「吸収する」ことなんですね。

耐震等級の違いとは?

性能について

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耐震等級1

きわめてまれに発生する大地震による力に対して倒壊、崩壊しない程度です。

個人的な意見ですが、今から家づくりをするにあたって耐震等級1は優遇措置の点においても選択しない方が良いと思います。

耐震等級2

「耐震等級1」の1.25倍の耐震性能です。

学校や病院などの公共施設など、災害時の避難場所は耐震等級2以上の建物である必要があります。

長期優良住宅の認定を受けるために必要な耐震等級。住宅ローン控除を受ける際にも必要です。

地震保険料30%OFF,住宅ローン金利(フラット35SタイプB)の優遇を受けることができます。

耐震等級2から控除などのメリットがでてきますね。

耐震等級3

「耐震等級1」の1.5倍の耐震性能です。

警察署や消防署は耐震等級3の建物である必要があります。

国土交通省が認めた、最上級の耐震等級です。

地震保険料50%OFFや、住宅ローン金利(フラット35SタイプA)の優遇を受けることができます。

構造上壁が増えるので間取りに制限ができる可能性があります。

狭い土地だと、特に工夫がいるかもしれませんね。

導入コスト

money

制振ダンパーevoltzを導入するにあたってかかった費用は50万円程でした。(戸建て)

家づくりをしていると、ただでさえいろんなことにお金がかかるので、そこにきて50万の出費と思うと結構悩みますよね。

我が家が制振ダンパーを採用した理由

日本は地震大国なので耐震等級は高いにこしたことはない!と家づくりを始める前から思っていました。

だから、耐震等級2か3を選ぼう!と考えていました。

そこに、私たちと一緒に家づくりをしている工務店の方が制振ダンパーevoltzという存在を教えてくれました。

より地震に強くなるのなら、それはぜひ取り入れたいと考え、制振ダンパーを採用することに決めました。

耐震等級は高ければ地震の揺れに強くなりますが、揺れるたびに建物にダメージは蓄積してしまいます。

これから何十年と住むのだから、そのうちに大きい地震に
あう可能性は十分考えられます。

制振ダンパーevoltzは、地震の際に起きる建物の揺れを熱エネルギーに変換し、そもそも揺れにくい構造にすることで建物自体へのダメージを減らすことができます。

なので、我が家は最終的に耐震等級は2にして、揺れによる建物のダメージを減らす制振ダンパーを採用することに決めました。

制振ダンパーを採用することで、プラス約50万かかりましたが、長く住む上で地震対策にかけるお金は必要な経費と考え、耐震と制振の2刀流でいくことを決断しました。

まとめ

いかがでしたか?

耐震等級2+制振ダンパーがおすすめ
  • 耐震のみでは不安だとお考えの方
  • 耐震等級2で十分だが保険として制振ダンパーを採用されたい方
耐震等級3がおすすめ
  • 地震保険料50%OFF、住宅ローン金利(フラット35S)の優遇を受けたい方
  • 耐震だけでも地震対策は十分であるとお考えの方
  • 耐震等級3を取得するのにかかるコストを許容できる。

自然災害は、いろんな形で住宅に襲いかかる可能性がありますよね。

地震、水害、火災、、と住宅への影響について考えだすときりがありませんが、我が家は地震に対しては耐震にプラスして制震を取り入れたことに満足しています。

実際どれくらいの違いがあるかは今はわかりませんが、出来れば耐震・制震の機能を使う機会が訪れないことを願います。

住宅の地震への備えを検討している方の参考になれるとうれしいです。

では、また!

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