こんにちは、Meguです。
土地を購入してお家を建て始めると、次第に工務店さんから上棟式についての案内がありますよね。
我が家は引き渡しの4か月ほど前に上棟式が行われました。
..上棟式ってなに?
と思われている方も多いのではないでしょうか。
私もお家を建て始めて、初めて知った言葉でした。
上棟式を迎える前に上棟式の内容を事前に知っていると安心して当日を迎えられますよね。
今回は上棟式を迎えるにあたって我が家が準備したことと、上棟式1日の流れと当日の様子をご紹介させて頂きます。
工務店の方がたくさん写真を撮ってくださっていたので、当日の様子を写真もたくさん載せてご紹介させて頂きますね!
- 家を建てる予定のある方
- 新居の上棟式を控えられている方
- 上棟式までに準備することと、当日の流れを把握しておきたい方
それでは、始めていきます。
上棟式とは
まず、上棟式とはなにかをご説明します。
家を建てる中で、施主には参加するべき大切なイベントが2つあります。
その一つが上棟式です。
上棟式とは、基礎工事を終えたあとに行うもので、木材で家の枠組みを組んでいくことです。
「上棟」と「棟上げ」は同じ意味合いです。
上棟式の最後に屋根の一番高いところに「棟木」と呼ばれる横木を取り付けます。
棟木を屋根の上に上げるということから「棟上げ」と呼ばれています。
棟上げは1階から最上階までの枠組み(骨組み)を1日で組み上げる特別な日です。
上棟式とは、その工程が無事終わったことを感謝する日でもあります。
上棟式までに準備すること
そんな大切な1日に向けて、施主はどうしたらいいのだろう?
気になるポイントを項目ごとにまとめてみました。
日取りを確認する
冠婚葬祭の日取りを選ぶ時、縁起のいい日を選ぶように、棟上げにも向いている日にちがあります。
- 六曜では大安、友引、先勝(午前)、先負(午後)がよい日とされている
- 十二直では建、満、平、執、成、納、がよい日とされている
- 天赦日や一粒万倍日は最適な日とされている
- 三隣亡や土用期間などは避けた方がいい
必ずしもこうしなければいけない、というわけではありませんが、向いている日にちを選ぶことでゲンかつぎになりそうですよね。
事前に調べて工務店さんに確認されてみるとスムーズに納得のいく日取りが選べるのではないでしょうか。
ちなみに我が家は、完全に工務店さん任せになっていました。
気になって後々調べてみると、六曜は先負で△、十二直は閉で×でした、、!
三隣亡ではなかったので、よかったということにしておきます笑
服装は上棟式の種類によって異なる
施主の服装は神職さんを招く場合と棟梁さんに行ってもらう場合で異なるようです。
神職さんを招いて正式な上棟式を行う際は、フォーマルな服装を選ぶといいようです。
男性ならスーツやシャツにネクタイを締めた格好、女性ならワンピースなどがおすすめです。
棟梁さんに行ってもらう場合は、カジュアルな服装でも問題ないようです。
現在は棟梁さんのみの略式が主流になっているようです。
我が家も棟梁さんのみだったので、ラフな格好で出席しました。
簡単な挨拶の内容を考えておく
現在は神職さんを招くような格式張った上棟式は減っているため、挨拶も結婚式のようなかしこまったものでなくても大丈夫なケースが多いようです。
ですが、短い挨拶の中でも大切にするべきポイントはいくつかあります。
- 家族の紹介をする
- 家づくりに対する思いを伝える
- 棟梁さんへの感謝を伝える
- 棟梁さんへの労いの言葉と安全面を配慮した言葉
家族構成や家づくりに対する思いを伝えて、どんな施主の住む家に携わるのか知って頂くことで、家族にとって今日という日が大切であることを棟梁さんにも感じていただけるのではないでしょうか。
ですが一番大切なのは、棟梁さんたちが気持ちよくお仕事を始められるような、配慮と心の込もった挨拶をすることです。
やっぱり心の込もった挨拶をしてくれる施主の方が、棟梁さんにとっても気持ちがいいですよね。
温もりを感じられたら、行動で返したくなりますよね。
大切にすべきポイントを踏まえた例文もご紹介します。
おはようございます。施主の◯◯です。こちらは妻の◯◯と娘の◯◯です。
本日は朝早くから、私たち家族のためにお時間を頂きありがとうございます。
マイホームを持つことは私の夢でしたので、無事にこの日を迎えることができて大変うれしく思っています。
今日は安全第一でお怪我のないように、作業を進めて頂きたいと思っています。
引き続き、よろしくお願い致します。
うまく言えなかったとしても、心から出てきた言葉であれば、きっと気持ちは伝わると思います。
ご祝儀はなくても大丈夫
ご祝儀に決まりはないため、ご祝儀を渡さない場合が大半のようです。
ですので、ご祝儀は用意をしなくても問題ありません。
ご祝儀という形で棟梁さんに気持ちを伝えたい場合は、3000円〜10000円が相場のようです。
工務店さんに相談してみましょう。
我が家の場合は、工務店さんの方からご祝儀は大丈夫ですとあらかじめ伝えて下さいました。
お昼ご飯を手配する
棟上げは朝早くから始まるので、棟梁さんたちに食べてもらうお昼ご飯を施主が用意する必要があります。
工務店さんによって、予算は様々なので事前に工務店さんに確認しましょう。
確認した予算をもとに、当日までに人数分のお弁当と飲み物を手配しておきます。
我が家の工務店さんが決められた予算は飲み物を入れて、一人当たり700円程でした。手配も当日の用意も工務店さんがしてくださりました。
当日、棟梁さんに今まででうれしかった棟上げの日のお昼ご飯を聞いたところ、「暑い日に施主さんが用意された冷たいそうめん」と答えられていました。
とても気の利いた素敵な施主さんですよね。
差し入れがあるとよろこばれる
お昼に用意するお弁当も差し入れのひとつですが、その他にも気の利いた差し入れを検討されると棟梁さんたちによろこんでもらえます。
気の利いた差し入れは、言葉以上に施主から労いの気持ちを伝える方法ですよね。
休憩中に季節に合った飲み物を差し入れるといいでしょう。
- コーヒー
- お茶
- スポーツ飲料
- 炭酸飲料
缶だと飲みきれない時に、棟梁さんたちの手を煩わせてしまうので、蓋を閉めれるようにペットボトルタイプにするといいでしょう。
我が家は、工務店さんに棟梁さんたちの休憩時間を聞きました。
とても暑い日だったので、休憩の時間に合わせてクーラーボックスに入れたペットボトルの冷たいドリンクを持って行きました。
手土産を用意しておく
お弁当に差し入れ、手土産、、感謝の気持ちはたくさん伝えたいけど予算が気になるところですよね。
手土産の合計の予算としては2000円〜5000円程が相場のようです。
お赤飯やお酒、お菓子などが一般的なようです。
我が家の場合は350mlのビール缶2本と小分けのお菓子(個包装の柿ピー)で1人約700円×9人分で約6300円でした。
日本酒もお祝い感が出ていいなと思いましたが、夏の仕事終わりはビールの方が棟梁さんたちに喜ばれるだろうと思い、ビールにしました。
我が家の上棟式(簡略)1日の流れ
朝7時頃、着工が開始します。
私たちの家づくりに携わってくださる方々に直接感謝を伝えられる、とても素敵な一日になりました。
まとめ
いかがでしたか?
- 工務店さんと上棟式の日取りが縁起のいい日になっているか事前に確認しておく
- 最近は棟梁さんのみで行うカジュアルな上棟式が増えているので服装もラフで大丈夫
- 施主の挨拶はポイントをおさえた上で心からの言葉で伝える
- ご祝儀の有無は工務店さんに確認する必要はあるが、渡さないことの方が多い
- 当日までに棟梁さんたちに渡すお弁当、差し入れ、手土産を用意しておく
最近は工務店さんと棟梁さんのみでのカジュアルな略式タイプの棟上げが主流になってきているようです。
事前に工務店さんと、日取りが棟上げに向いてる日にちであるかどうかを確認して、あとは工務店さんのアドバイスをもとに棟梁さんたちのお昼ご飯と差し入れを決めて用意しておくだけで、安心して当日を迎えられるのではないでしょうか。
服装も挨拶もラフで大丈夫なので、気負わずに大切な1日をたのしく過ごせるといいですね。
ではまた!
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