こんにちは、Meguです。
家づくりの床材選び、もう決まりましたか?
家づくりは決めることが多くて大変だけど、しっかり悩まないとのちのちの後悔ポイントになってしまうから慎重になりますよね。
わたしと主人は家づくりで意見が合わないことも多かったですが、床材(木材)は割とすんなり決まりました。
そんな我が家が選んだ床材は、複合フローリング【挽板】です。
複合フローリングってなに?
と思う方もきっといらっしゃいますよね。私も家づくりを始めるまでは知りませんでした。
今回は、我が家が複合フローリング【挽板】をおすすめする理由と、メリット・デメリットについてご紹介します。
- 新居の床材にお悩みの方
- 無垢材を検討されている方
- 複合フローリングのメリット・デメリットについて知りたい方
それでは、はじめていきます。
複合フローリングとは?
我が家は家づくりを始めた頃から無垢材に憧れていました。
見た目も触り心地も温もりがあって、家族と共に成長していく感じもいいなと思っていました。
契約した工務店さんの床板もぬくもりを感じたので、無垢を使用していると思い「無垢の床はやっぱりいいですね〜」「でも金額もするし、手入れも大変そうですよね〜」なんて話していると、「これは複合フローリングで、表面だけ無垢なんですよ」
と教えていただきびっくりしました。
ひょ、表面だけ無垢?!
そんなものもあるの??
複合フローリングの種類とは?
フローリングは大きく分けて、一枚の木材を加工した単層の無垢フローリングと合板などに化粧材を貼り合わせた複層の複合フローリングの2種類があるようです。
そして複合フローリングもさらに3つに分類分けがされます。
「挽板(ひきいた)」タイプ
「挽板」は、木材を2〜3mmほでの厚みで挽いた板で、仕上がりは無垢に近い質感を出せます。
我が家の複合フローリングは挽板タイプです。
木材2〜3mmほどですが、一見無垢板に見えますよね!!
「突板(つきいた)」タイプ
「突板」は、木材を0.2mm〜1mmほどの薄さにスライスした板で、コストを抑えつつ木材の風合いも楽しめます。
0.2〜1mmの板だなんて、逆にその技術が素晴らしいですね。
「シート」タイプ
「シート」は樹脂などに木目模様などをプリントしたシートで、お手入れのしやすさが特徴といえます。
私は実家がシートタイプだったので、馴染み深いです。
我が家は複合フローリングの中でも、【挽板(ひきいた)】タイプを選びました。
ここからは、【挽板(ひきいた)】を実際に3年使用して感じたメリット・デメリットについてご紹介します。
複合フローリング【挽板】のメリットとは?
無垢のようなぬくもりを感じられる
私の実家の床材はシートタイプでした。夏などには冷んやりとして気持ちがいいし、飼い犬がオシッコに失敗しても拭き取ればいいだけなのでお手入れも楽チンでした。
しかし「ぬくもり」には程遠い素材。大人になり色んな場所に足を運ぶようになり自然のぬくもりを知るようになってからは、自然な素材に魅力を感じるようになりました。
「家の床を木材にしたら、気持ちよさそうで憧れるなあ〜」と思っていたので、家づくりをするなら絶対無垢材にしたいと思っていました。
そんな私でも満足できるくらい、【挽板】には無垢材に匹敵するぬくもりがあります。
見た目も、触り心地も満足です◎
板と板の間に隙間ができにくい
無垢板は温度や湿気、季節によって板が収縮する特徴がありますよね。
無垢の持つ味といえばそうなのですが、それによって板と板の間に隙間が出来ることがあります。
しかし複合フローリングの場合、表面のみが無垢材のため隙間が出来にくいです。
実際住み始めて3年なので、四季を3回繰り返していますが、隙間が出来たと感じたことはありません。
無垢の床にしたお友達の床材に隙間が出来てるのをみて、
無垢はやっぱり収縮するのだなと実感したこともあります。
ちなみに、我が家は家づくりの際に木材を多く取り入れましたが、家の真ん中にある化粧柱は無垢のため、季節に応じて収縮します。
ヒビが入って工務店さんに修復を依頼したこともありますが、修復に使用した樹脂が木から押し出される形で盛り上がっているのをみるたび、無垢の性質を実感します。
表面をメンテナンスしやすい
「突板」に比べて、無垢の部分が厚いので、表面をやすりで磨いたり、へこみをアイロンで直すといった無垢材で行うようなメンテナンスが可能です。
我が家は現在、1歳と4歳の子育て真っ只中なので落書きや食べこぼしは日常茶飯事。メンテナンスがしやすいという点にとっても助けられています。
子供と共に床も成長中です。。
複合フローリング【挽板】のデメリットとは?
水に弱い
無垢と同じく、【挽板】も水に弱いです。すぐに拭き取れれば問題ありませんが、しばらく気づかずにいたものは幾つかシミになってしまいました。
表面だけなら、削ることでシミをなくすことも可能ですが、中には施しようのなかったものもあります。
それは、犬のオシッコによるシミです。オシッコをしたことに気づかないまま外出してしまったため、木の奥の方まで浸透してしまいショックでした。2年ほどの月日を経てだいぶ薄くなってはいるのですが。
複合フローリングの「シート」タイプだと、へっちゃらな汚れなので、このあたりは【挽板】特有のデメリットといえます。
娘たちの飲みこぼしにも日々敏感になってしまいます。。
まとめ
いかがでしたか?
- 複合フローリングは「挽板」「突板」「シート」の3種類ある
- 挽板は無垢板の特徴に一番近い素材
- 無垢材のようなぬくもりを感じることができる
挽板タイプの複合フローリングを知るまで、床材は無垢一択だと思っていました。
複合フローリングといえば「シート」タイプを思い描いてしまっていたからです。
しかし複合フローリングでも無垢のような質感を感じることができるのが「挽板」タイプです。
住み始めて3年が経ちますが、挽板タイプを選んでよかったと感じています。
天然木にある程度の厚さがないと表面を削るようなメンテナンスは難しいので、金額は少し上がりますが挽板タイプの複合フローリングを選ぶことで、無垢の質感とメンテナンスといった劣化対策もしやすいのではないでしょうか。
では、また!
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